椎間板ヘルニアは一生治らない、なんて聞いたことはありませんか?
確かに、ヘルニアが元の状態に戻ることは難しいですが、それでも治療により症状が大きく緩和された、人によっては"完治した"と感じられる状態になることは少なくありません。ヘルニアは治療すれば(体感的にではありますが)治るものなのです。
ヘルニアの治療で一般的に用いられるのが保存療法。安静にすることで症状が悪化するのを抑え、私たちが持っている自然治癒力で快方に向かわせる治療法です。
かといって、なにも施さずにただ寝ていることが保存療法ではありません。まずコルセットなどにより患部を固定し、鎮痛剤や筋弛緩剤などで痛みをやわらげます。この時、痛みが伝わる神経を遮断する「ブロック注射」が使われることもあります。
次は温熱療法です。これは温めることで筋肉の緊張をほぐし、血流をよくするためのもの。温熱療法と同時に、電気信号で筋肉を刺激する低周波治療が行われることもあります。さらにストレッチ法などの指導がある場合も。ここまでが保存療法と呼ばれる治療法です。
保存療法だけでは症状が改善されなかった場合、牽引療法に移ります。ヘルニアにおける牽引療法は、腰をひっぱったりゆるめたりすることで腰周辺の筋肉をほぐすためのもの。椎間板にかかる負担を軽減させて、ヘルニアの進行を止める意味もあります。
これらの治療で大半のヘルニアは症状が改善されます。
2008年7月16日 20:09 |個別ページ