坐骨神経痛があまりにひどい場合は手術を受けるという手もあります。ただしこれは、坐骨神経痛だけをきれいさっぱりなくすというものではなく、原因を根本から治療するもの。なので、同じ坐骨神経痛の症状が出ていても、原因となっている病気によって手術の方法は違ってきます。
坐骨神経痛の原因として代表的な椎間板ヘルニア。ヘルニアを取り除くことを目的として行われる手術には、内視鏡が使われることが増えています。以前のように背中を大きく開くこともなく、患者への負担が小さいことが評価されています。また、従来のようにヘルニアを取り除くのではなく、レーザーの照射によってヘルニアを圧迫されない場所へ戻す手術が注目を浴びています。この手術はわずか半日で終了し、入院の必要もないため、いますぐ坐骨神経痛をどうにかしたい人向けです。
坐骨神経痛の原因として椎間板ヘルニアと並ぶ腰部脊柱管狭窄症では、残念ながら内視鏡手術は行えません。
ヘルニアよりもずっと高度な手順を踏んで原因を取り除かなければならないからです。腰部脊柱管狭窄症とは、加齢などによって背骨が変形し、神経を圧迫している病気のこと。これを内視鏡やレーザーで改善するのには危険が伴います。従来の背中を切り開く手術の方がむしろ安全なのです。
坐骨神経痛で手術を受けるのなら、どういった病気が原因なのか、どんな手術でなにが改善されるのかといったことを医師によく聞いておきましょう。
2008年7月17日 19:45 |個別ページ