坐骨神経痛は病気ではありませんが、治療法は存在します。これから紹介する治療法は原因となっている病気をどうにかするというのではなく、坐骨神経痛の症状を緩和させるためのものです。
1.生活指導
椎間板ヘルニアなどが原因の突然強い痛みが襲うタイプの坐骨神経痛は、日常生活でも気をつけることがあります。腰に負担をかけないこと、コルセットの着用などを医師が指導します。
2.薬物療法
鎮痛剤、消炎剤が多く使われます。非ステロイド剤の内服薬や座薬がほとんどです。原因となっている病気によっては血流をよくするための薬の投与や注射を行うこともあります。
3.理学療法
ホットパックや極超短波などによる温熱療法が中心。もちろん治療としての効果もありますが、リラックスして痛みを和らげる目的もあります。
4.ブロック注射
神経伝達をブロック、遮断するための注射です。これを打つことで痛みを和らげることができます。いわゆる、"痛み止めの注射"ですね。椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症による坐骨神経痛にはもっとも即効性があるとされています。
これらの治療法はすべて同時に行うのではなく、ちょっと痛むぐらいなら生活指導、痛くて歩くことすらできないならブロック注射など、坐骨神経痛の程度に応じて施していきます。
手術をすることもありますが、その多くは坐骨神経痛の治療ではなく、原因となっている病気の治療。結局、坐骨神経の元を根こそぎ治療するのが一番です。
2008年7月18日 19:44 |個別ページ